東京都板橋区のALC外壁4階建て建物の雨漏り対策、シーリング工事

必殺雨漏り修理人の安藤です。

東京都板橋区の雨漏り調査についての説明です。

ALC外壁4階建ての建物の雨漏りです。建物の中は事務所と工場がありました。雨漏りしている箇所の近くにパソコンがあったので、雨漏りは早急に解決させなければなりません。
それが必殺雨漏り修理人の仕事です。

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私が指をさしているところが雨漏りしている箇所です。

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雨だれがあります。このような跡がつくのは、結構前から雨漏りしているからです。調査時に雨漏り箇所を撮影した写真は結構ありますが、こちらは会社様なので、ネット上で見られると不都合な場所もあります。この2枚だけにしました。ご理解ください。

・・・それでは、続けます。

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換気口とALC版との取り合いには隙間がありました。換気口の中にも隙間があったので、ここは雨漏り危険箇所です。

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フードの中には隙間があるので、この高さだと雨が中へ入りやすいですね。このような作りのフードは特に気をつけたいところです。
でも、結構多いです、このタイプは。

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フード内はシーリングをしていない場合は、雨漏りしやすいですね。
この高さで風と雨、横なぐりの雨、台風、結構やばいです。こちらの現場は足場をかけずに梯子で雨漏り対策工事をしました。

梯子をかけると、見えなかったALC版の弱い箇所が見えてきます。
・・・その前にALC版について、少し説明をしたほうがいいですね。いい機会だし。

ALC版は、耐熱性と耐火性に優れています。気泡が入った軽量のコンクリート版といことなので、軽いし、断熱性もあります。切ったり削ったり加工が楽なので、建材として優秀だと思います。
外壁に使用されているALC版は60cm✕3mが多いです。木造住宅には、もう少し小さめのサイズで薄いALC版が使用されています。

ALC版は水に浮きます。これには驚きですが、実は水に弱いという弱点があります。
ALC版に塗装がしてあれば良いのですが、新築から改修工事を行わず、新築時の塗装がそのまま何十年も経過した場合は、外壁塗装がだめになっているので、ALC版が露出していたりします。

ALC版が水に直接触れると劣化しやすくなり、水を含んだ部分は割れやすく、壊れやすくなります。

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これは工事後の写真ですが、梯子をかけて見えてくるのは、ALC版のひび割れ、ALC目地の欠け、ALCシーリングの剥がれ、などです。そういった箇所をカッターで撤去して、シーリングをします。

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梯子を使用してシーリング施工は、結構時間がかかります。ALC版のシーリング工程は、悪い箇所はカッターで撤去、清掃、テーピング、プライマー塗布、シーリング材の充填、仕上げ、テープの除去、清掃、確認です。梯子に登っては下りての繰り返しを1日に何回もします。
施工に時間がかかりますが、足腰を鍛えるのには良いかもしれません。

足場を設置すると足場代が結構かかったりします。時々必要になるのは、道路使用許可書、交通誘導員です。足場代の他に+これじゃ、想定外の工事代になりかねません。できる場合は、梯子を使用して施工です。

お困りの時は、必殺雨漏り修理人にご相談ください。
(2020.5.5/必殺雨漏り修理人)

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